栄養学博士・鍼灸師です。
症状からしまして、肝臓がだいぶ疲労しているように考えられます。と言うより、当方の治療経験からすれば、かなりの確率で肝臓がやられていると考えます。
一度病院での検査をする必要があると思いますが、原因として考えられることは、砂糖かアルコールか薬です。
アルコールや薬は一般的に知られていますので、解説は省きますが、砂糖は以外と知られてないので、砂糖の多食によって何故肝臓がやられるかを説明します。
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砂糖は炭水化物で、体内で燃焼してエネルギーになるのですが、肝臓で砂糖がエネルギーとして代謝される時、砂糖自体にビタミンB群等の栄養素がないために、肝臓にある多くのビタミン類が奪われてしまいます。
その結果、肝臓は柔らかさを失い、固くなっていきます。そして、肝臓に関係している筋肉や腱まで固くしてしまいますので、それが上肢(腕)と関係する筋肉や腱であれば、上肢に症状が出ますし、下肢(足)と関係のある筋肉や腱であれば、下肢(足)に症状が出てきます。
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現在のその状態ですと、多分、右腹部にも異常が出ていますので、仰向けに寝て、他の人に右の肋骨の下から右の骨盤までを、指(四本並べて)で押してもらうと、痛みが出ると思います。痛みがありましたら、それが肝臓の疲労した症状と理解してください。
今の症状からしますと、右腹を押さえて痛みが出るのは、腸の反応ではないと思いますので、腸のことは考えなくてもいいと思います。ただし、今の症状が治っても、右腹を押さえた時に痛みがあるようでしたら、腸を疑います。
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もし、上記の機序と一致するような、あるいは思い当たるようなことがありましたら、治し方は簡単です。甘い物を摂り過ぎないことだけですが、もっと早く治そうとするなら、体を動かして汗をかくことです。
風呂に入っての汗では、単なる温度変化による汗ですので効果はありません。やはり運動によるものが一番いいと思います。
また、ビタミン類をサプリで補えば治ると考えるひともいますが、それはもう少し症状の軽い時で、文面からしますと、少し時間が経ち過ぎているように思えますので、ここに書いたようにするのが早いと思います。
投稿日時 - 2004-11-21 21:02:22
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